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Latest revision as of 17:21, 2 February 2022
BBDW Story Navigation (edit)
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---|---|
Prologue | one emerging possibility |
Main Story | Prologue · Chapter 1 · Chapter 2 · Chapter 3 · Chapter 4 · Chapter 5 |
Events | |
Character Stories (Unused Content) |
This article contains phrases or names that do not have official English localizations. Their current translations act as placeholders. |
第1節 願いを辿って/
Summary | |
---|---|
(とくになし) | (None) |
ココノエ
レイ、ちょうどよかった。 お前に話がある。 |
Kokonoe |
シエル
ココノエさん、レイさんに用事ですか? |
Ciel |
ココノエ
ああ。頼みたいことがあってな。 お前達にしかできないことだ。 |
Kokonoe |
ココノエ
そう、これは重大な任務。 今後のフガクにも関わると言っても過言じゃない。 |
Kokonoe |
シエル
そんな重大な任務を……? |
Ciel |
ココノエ
まず、お前達にはヤマツミへ行ってもらう。 そして『ドロドロブレイン』というお店に行け。 |
Kokonoe |
シエル
ドロドロブレイン? |
Ciel |
ココノエ
ああ、ヤマツミにある名店だ。 そこに売っているブツを買ってきてくれ。 |
Kokonoe |
カガミ
おい、ちょっと待て。 怪しげなものをフガクに持ち込むのは禁止だぞ? |
Kagami |
ココノエ
心配するな、ただのお菓子だ。 |
Kokonoe |
シエル
お菓子……ですか。 なるほど、これが『パシリ』というものでしょうか。 |
Ciel |
ココノエ
人聞きが悪いな。 これは重大な任務だと言っただろ。せめておつかいと言え。 |
Kokonoe |
シエル
ではそういうことにします。 |
Ciel |
カガミ
……ココノエがおつかいを頼むくらいだ。 どうせただの菓子というわけではないのだろう? |
Kagami |
ココノエ
ふふふ、なかなかに察しがいいじゃないか。 |
Kokonoe |
ココノエ
聞いて驚け!『記憶力を向上させて、全知全能になれる』 というキャッチコピーのシロモノだ! |
Kokonoe |
ココノエ
記憶力を向上させるなんてのはありふれているが、 全知全能と言われたら気にならないわけがないぞ! |
Kokonoe |
1: それってヤバい食べ物なんじゃ…… |
1: |
ココノエ
安心安全製造で万全の品質管理体制も謳っている。 リスクについてはオールクリアなはずだ。 |
Kokonoe |
ココノエ
そうだろう? お前達にもおすそわけをしてやるから、期待していろ。 |
Kokonoe |
ココノエ
とりあえずヤマツミだ! ほら、さっさと行ってこい! |
Kokonoe |
シエル
わかりました。 それではレイさん、行きましょう。 |
Ciel |
ココノエ
ふふふ……。 どんなお菓子なのか楽しみだ。 |
Kokonoe |
アラクネ
……ヤマ、ツミ。 |
Arakune |
ラーベ
菓子を買うために |
Raabe |
シエル
いえ、これはパシリではなくおつかいとのことでした。 ある種の任務であると認識しています。 |
Ciel |
ラーベ
そんなわけがあるか。 パシリもおつかいも大差ないぞ、まったく……。 |
Raabe |
アラクネ
オ、オ、オオ、オ、オオ…… 匂う臭ウぞ彼方の地に浮かび理の楔に我を呼ぶなにか……。 |
Arakune |
シエル
あれは……アラクネさん? |
Ciel |
ラーベ
チッ……。 誰か紛れ込んだなとは思ったが、よりによってあいつか……! |
Raabe |
アラクネ
碧か、藍。蒼の残滓……否、違ウ。 遠い記憶にあるワレの記憶の一部か。 |
Arakune |
シエル
どこかに行ってしまいましたね……。 |
Ciel |
ラーベ
はあ、やっぱりこうなったか。レイ、 お菓子の件は後回しだ。アラクネを追うぞ。 |
Raabe |
アラクネ
ここはどこだ……この記憶は何だ……? 記憶の破片に蒼を感じ我の魂が求める者を食ラウ。 |
Arakune |
ラーベ
アラクネめ、どこに行く気なんだ? あいつの思考回路はいまだによくわからないんだよなぁ。 |
Raabe |
シエル
前方に複数の敵性反応があります。 急速接近中……魔獣です! |
Ciel |
ラーベ
こんな街中に? アラクネの魔素が招いたものでなければいいんだが。 |
Raabe |
ラーベ
いや、考えていても仕方がない。 シエル、レイ、脅威の排除を最優先にしろ。 |
Raabe |
シエル
承知しました。 戦闘を開始します。 |
Ciel |
'
|
第2節 狙われしカカ族/
Summary | |
---|---|
(とくになし) | (None) |
シエル
魔獣の排除を完了しました。 周囲にさらなる敵性反応はありません。 |
Ciel |
ラーベ
敵性反応がないのはいいが アラクネも見失ったな……。 |
Raabe |
ラーベ
ファントムフィールドの中で、 あいつを放っておくのは少々リスクが―― |
Raabe |
タオカカ
<size=130%>ぎにゃぁぁぁぁぁ!?</size> <size=130%>タオの肉まんが……どうしてくれるニャス!?</size> |
Taokaka |
シエル
この声は……? どうやらあちらからのようです! |
Ciel |
アラクネ
我は蒼と魂を求める存在。 食らウ! 喰らってやるぞ! キヒヒヒヒヒ!! |
Arakune |
タオカカ
食らう? はっ! うねうね、タオの肉まんを食べる気ニャスね!? |
Taokaka |
タオカカ
うにゃ? オマエたち、見たことない顔ニャスね? ……わかったニャス! うねうねの仲間ニャス!? |
Taokaka |
シエル
違います。 私達はアラクネさんを追って―― |
Ciel |
タオカカ
もんどーむよーニャス! タオの肉まんは渡さないニャス! |
Taokaka |
アラクネ
ちょうどいい、そこで隔世の足止めを…… キヒヒヒヒヒヒヒヒ! |
Arakune |
ラーベ
待て、アラクネ! |
Raabe |
タオカカ
うねうねの仲間、ちょっと待つニャス! 落とした分の肉まんをべんしょーするニャス! |
Taokaka |
シエル
そこをどいてください。 私達はアラクネさんを追わないといけないんです! |
Ciel |
タオカカ
そう言って逃げる気ニャスね? 悪いやつは逃がさないニャスよ! |
Taokaka |
第3節 いつかの場所/
Summary | |
---|---|
(とくになし) | (None) |
タオカカ
はむっ、はふはふっ……。 肉まん美味しいニャス! |
Taokaka |
シエル
それはよかったです。 それで誤解だということはわかってもらえましたか? |
Ciel |
タオカカ
当たり前ニャス! オマエたち、肉まんくれたからうねうねの仲間じゃないニャス! |
Taokaka |
ラーベ
調子のいいやつだなぁ。 最初からそう言ってるだろう。 |
Raabe |
タオカカ
ごめんなさいニャス……。 オマエたちはいい人ニャス! 覚えたニャス! |
Taokaka |
シエル
タオカカさんたちに、何か被害はありませんか? |
Ciel |
タオカカ
大丈夫ニャス! みんな元気いっぱいニャス! |
Taokaka |
シエル
……そうですか。 私達はアラクネさんを追いかけるので、失礼しますね。 |
Ciel |
タオカカ
りょーかいニャス! |
Taokaka |
シエル
まずは居場所を特定しなければなりません。 このままでは、被害が拡大する可能性があります。 |
Ciel |
ラーベ
……そうだな。 とりあえずアラクネを追うことにしよう。 |
Raabe |
アラクネ
キヒ、ヒヒヒヒ! 近イ近い近いぞ! 蒼を感じる! 蒼の色、遥か彼方に眠ル記憶の底から引きずり出セ! |
Arakune |
ライチ
アラクネ……? まさかこんな場所で会えるなんてね。 |
Litchi |
ライチ
でも、そっちはカカ族の村があったはず。 あなた、何をしてたの……? |
Litchi |
アラクネ
キヒ? 誰だ、女。ワレ、キサマの存在を知らない。 だが、キサマから蒼を感じる。 |
Arakune |
ライチ
私のことがわからないの? 私よ、ライチよ。 返事をして、ロイ……。 |
Litchi |
アラクネ
ギ ギギ、うるさい! 黙れ! 我の邪魔をする気か! ……蒼の気配だ。蒼。我の一部。食らう! 喰ラウ! |
Arakune |
シエル
アラクネさん! この方は敵ではありません! |
Ciel |
アラクネ
アア アアッ! ギッ、キヒッ…… 匂ウ! 臭ウぞ! 蒼の淡い匂いが! 欲しい! 我によこせ! |
Arakune |
ラーベ
お前は下がっていろ。 あれは私たちがなんとかする。 |
Raabe |
ライチ
あ、あなた達、何者なの? 彼をどうするつもり? |
Litchi |
シエル
私たちは御剣―― |
Ciel |
ラーベ
なにも殺そうと言ってるわけじゃない。 錯乱しているヤツを止めるだけだ。 |
Raabe |
ライチ
でも……! |
Litchi |
アラクネ
おのれ、なぜ邪魔をする! キサマ、蒼を盗る気か! |
Arakune |
アラクネ
ヒヒッ! ならばワレの知識の一部となれ! 食らウ! いただきまぁす! |
Arakune |
第4節 その声は届かない/
Summary | |
---|---|
(とくになし) | (None) |
アラクネ
おのれおのれおのれ! キサマらなぜ ワレの邪魔をする! |
Arakune |
ライチ
ロイ、もうやめて! 争う必要なんてないでしょう!? |
Litchi |
アラクネ
ヤメロ……その名を口にするな! 聞きたくない! ……キヒ? 蒼だ。蒼の強い匂イ! もっと強い蒼だ! |
Arakune |
ラーベ
シエル、取り押さえろ! フガクへ緊急帰還するぞ! |
Raabe |
シエル
わかりました! |
Ciel |
アラクネ
やめろ。ヤメロやめろ! アァ、マズイマズイマズイ! |
Arakune |
アラクネ
離せ! 放セ! 導きの先にある我の蒼が! 我を記す真理に永久の封とする蓋ガァァァァァァ! |
Arakune |
シエル
緊急帰還準備完了。 ただちに帰還します! |
Ciel |
シエル
カガミさん、アラクネさんの様子はどうですか? |
Ciel |
カガミ
ん? ああ、レイとシエルか。 アラクネなら、ずっとあそこにいるぞ。 |
Kagami |
カガミ
一応、監視をつけているが……。 あの様子なら大丈夫かもしれないな。 |
Kagami |
シエル
今は大人しいみたいですけど、 アラクネさんは何をしようとしていたのでしょうか……。 |
Ciel |
カガミ
さあな、私にもさっぱりわからん。 おそらくカカ族を襲おうとしていたわけじゃないだろう。 |
Kagami |
カガミ
まあ、不可解な点を挙げるとすれば、 アラクネには似つかわしくない場所に移動したことだな。 |
Kagami |
シエル
あちらの |
Ciel |
カガミ
そうだ。それに記憶がどうのこうの言っていただろう? アラクネにとっては何かしら思い入れのある場所かもしれない。 |
Kagami |
シエル
なるほど……。 |
Ciel |
カガミ
なんにせよ、今回はイレギュラーで疲れただろうし、 ゆっくりと体を休めておけよ? |
Kagami |
ココノエ
もう帰ってきたのか。随分と早かったな。 それで、例のお菓子はどこにあるんだ? |
Kokonoe |
1: 買うのを忘れました…… |
1: |
ココノエ
買うのを忘れた……? ヤマツミには行ったんだよな!? |
Kokonoe |
シエル
実はイレギュラーが発生しまして……。 任務を中断し、緊急帰還してきたんです。 |
Ciel |
ココノエ
途中で食べた……? |
Kokonoe |
シエル
レイさん、嘘はいけませんよ。 ココノエさん、これには事情があるんです。 |
Ciel |
ココノエ
そんなの知ったことか! 今ここにお菓子がないことに変わりはないだろう! |
Kokonoe |
ココノエ
いいか、次にお菓子を買ってこなかったら 体にトースト機能を付けるからな! |
Kokonoe |
シエル
怒られてしまいましたね……。 そんなにお菓子が楽しみだったんでしょうか? |
Ciel |
シエル
とりあえず、カガミさんにお話をして もう一度ヤマツミへ向かいましょう。 |
Ciel |
アラクネ
…… |
Arakune |