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Story:BBDW Character Story Es

From BlazBlue Wiki

第1節 甘い蜜には針がある/

Summary
(とくになし) (None)
Es

…………。

Es
シエル

Esさん、どうかしたんですか? なんだか難しい顔をしているようですが。

Ciel
Es

……プリン。

Es
シエル

プリン?

Ciel
Es

プリンが食べたいです。

Es
カガミ

プリンなら食堂にあっただろう。 好きに食べたらいいと思うが……。

Kagami
Es

ただのプリンに興味はありません。 ひなたが作るプリンを食べたいんです。

Es
カガミ

……ふむ。 食堂のプリンと何か違うのか?

Kagami
Es

ひなたのプリンは特別です。 あの味は……忘れることができません。

Es
カガミ

Esにそこまで言わせるとは……。

Kagami
シエル

この音は……?

Ciel
カガミ

レイの腹の音だ。

Kagami

1: お腹すいちゃって……
2: プリン、食べたくなっちゃった

1:
2:

Es

レイさんもプリンに興味があるようですね。

Es
シエル

レイさんもですか?

Ciel
シエル

話を聞いていたら 私もひなたさんのプリンを食べてみたくなりました。

Ciel
シエル

ファントムフィールド内なら ひなたさんにお会いすることもできると思われます。

Ciel
カガミ

それはそうだろうが、突然押しかけたりして 姫鶴家の迷惑にはならないか?

Kagami
Es

問題ないと思います。 ひなたであれば、喜んでプリンを作ってくれるはずです。

Es
カガミ

そうか……なら決まりだな。 新川浜のファントムフィールドに《浸入》ダイブするぞ。

Kagami
ひなた

――……それで、プリンを食べたいから わざわざ私の家まで遊びに来たの?

Hinata
Es

はい。 皆さんも、ひなたのプリンに興味があるそうです。

Es
シエル

突然お邪魔してしまってすみません。 Esさんのお話を聞いて、気になってしまって……。

Ciel
ひなた

うん、それはもちろん大丈夫だよ。

Hinata
ひなた

けど……実はプリンの材料を切らしちゃってるの。 お買い物に行ってくるから、少し待っててもらえるかな?

Hinata
Es

買い物なら、私が行きましょうか?

Es
ひなた

ありがとう、エスちゃん。 晩ご飯の買い物も一緒にしようと思ってたから平気よ。

Hinata
ひなた

……でも、せっかく来てくれたんだし、 スペシャルプリンを食べてもらいたかったなぁ。

Hinata
Es

……スペシャルプリン? それはただのプリンとは違うのですか?

Es
ひなた

と〜っても甘くておいしいんだよ? 貴重なはちみつを使ったソースが決め手なんだけどね。

Hinata
ひなた

そのはちみつ、普段あんまりお店に置いてなくて、 今日はちょっと作れないと思うんだけど……。

Hinata
Es

その貴重なはちみつを手に入れれば、 スペシャルプリンを作ることができるのですね?

Es
ひなた

うん、そうだけど……。 伝説のはちみつって言うくらい貴重だからなぁ。

Hinata
Es

少し待っていてください。

Es
Es

御剣機関のデータベースを調べれば 伝説のはちみつの情報を入手できるかもしれません。

Es
Es

……なるほど。 どうやら伝説のはちみつは市販されていないようです。

Es
Es

ごくまれに、少量が流通することがあり、 それらを入手するには宝くじが当たるほどの豪運が必要だとか。

Es
ひなた

そうなの? 私、何回か手に入れてるんだけど……。

Hinata
Es

きっと、ひなたの運がよかったのでしょう。

Es
ラーベ

普通に手に入れるのは難しいということか。 となると、別のルートから手に入れる方法を探すしかないな。

Raabe
Es

その件ですが、伝説のはちみつを生み出すミツバチは 御剣機関の管理する敷地内に生息していることがわかりました。

Es
シエル

機関の敷地に……?

Ciel
Es

機関に対し、敷地内への立ち入り許可を申請しています。 スペシャルプリンのためにも、さっそく向かいましょう。

Es
シエル

……まるでジャングルですね。

Ciel
ラーベ

手入れをされている様子もない。 管理されているとは言い難いな、これは。

Raabe
Es

機関で得たマップ情報があります。 私が案内するので、ついて来てくださ――

Es
シエル

……羽音?

Ciel
ラーベ

近くにいるようだな。 お前たち、気をつけろよ。

Raabe
シエル

これがミツバチですか?

Ciel
ラーベ

いや、違うな。 どう考えても普通じゃない。

Raabe
ラーベ

おっと! かなり攻撃性が強いな。 明らかに私たちを狙っている。

Raabe
Es

……みつばちを入手するための障害と認定しました。 これより、対象の殲滅を開始します。

Es

第2節 密猟者を討て/

Summary
(とくになし) (None)
Es

対象の殲滅を確認しました。

Es
シエル

ただの蜂……ではありませんね。 御剣機関がこの一帯を立入禁止にする理由がわかりました。

Ciel
ラーベ

まったくだ、あれは魔獣の類だろう。 はちみつを入手したら、すぐにここを離れるべきだな。

Raabe
Es

そのはちみつですが……すでに採取されているようです。 何者かが、私達より前にここに来た形跡があります。

Es
ラーベ

なるほど、御剣機関の管理区域に侵入者か。

Raabe
Es

この区域への立入許可は、私達にしか出ていません。

Es
Es

採取された痕跡が乱雑であることからも 機関に属さない者による仕業でしょう。

Es
Es

……足元を見てください。 私達以外の足跡、それもまだ真新しいものです。

Es
ラーベ

その足跡の主が侵入者で間違いない、か。 はちみつ採りを猟というかはともかく、密猟者だな。

Raabe
ラーベ

機関の施設に侵入して勝手をするとは、いい度胸をしている。 少しこらしめてやった方がいいな。

Raabe
Es

それもそうですが、管理区域内をさまよっていては危険です。 密猟者とはいえ、速やかに保護する必要があります。

Es
シエル

ひとまず、この足跡を追ってみましょう。 まだ近くにいるかもしれません。

Ciel
シエル

――Esさん、そちらに足跡は?

Ciel
Es

こちらには何も。

Es
ラーベ

不自然だな。 ここで足跡が消えている……。

Raabe
Es

我々の存在に気が付いたのかもしれません。 追跡を免れるために、痕跡を消した可能性があります。

Es
ラーベ

なかなか頭が回る密猟者のようだな。 深追いするには危険かもしれないぞ。

Raabe
Es

ですが、伝説のはちみつを目前にして みすみす引き下がるわけには――

Es
シエル

Esさん、後ろに!

Ciel
Es

……!

Es
密猟者

チッ、防がれちまったか!

Poacher
シエル

密猟者……!

Ciel
Es

待ち伏せをしていたのですね。 警戒レベルを引き上げておいて正解でした。

Es
Es

ここは御剣機関の管理区域です。 許可なく立ち入ることは禁じられているはずですよ。

Es
密猟者

ふん。機関の人形が……。 俺たちを捕まえようってわけか?

Poacher
Es

投降はしない、ということですね。

Es
Es

……やむを得ません。 対象を武力制圧後、確保します。

Es
密猟者

やってみろ! 伝説のはちみつは俺たちのもんだ!!

Poacher

第3節 こころの在処/

Summary
(とくになし) (None)
密猟者

ぐっ……バケモノめ!!

Poacher
Es

…………。

Es
ラーベ

追わなくていいのか?

Raabe
Es

すでに武装解除は完了しています。 機関にも現在の状況を報告しました。

Es
Es

彼らからはちみつの回収にも成功したので、 我々の目的はすでに達せられたものと考えます。

Es

1: ずいぶん冷静なんだね
2: 顔色ひとつ変えないなんて……

1:
2:

Es

冷静……よくわかりません。

Es
Es

私はただやるべきことを行っただけです。

Es
Es

それに、すでに彼らは敵意を失っています。 これ以降は、機関の判断を仰ぐべきです。

Es
ラーベ

機関の判断……か。 自身の役割を立派にこなしているようだな。

Raabe
Es

はい。機関のために働くこと、それが私の使命です。 それ以外のことは、私にはよくわかりませんから。

Es
???

ガアアアアアアアア!!

???
密猟者

うわああああああっ!!

Poacher
シエル

今の悲鳴は!?

Ciel
Es

先ほどの密猟者のもので間違いありません。 大型の獣と思われる咆哮も確認しました。

Es
ラーベ

どうする? 相手は密猟者だ、放っておくという選択肢もある。

Raabe
Es

……いえ、救助に向かいます。 見殺しにするわけにはいきませんから。

Es

第4節 スイートタイム/

Summary
(とくになし) (None)

ゴァアアアアアアア……!

Bear
密猟者

に、逃げた……?

Poacher
Es

ターゲットの撤退を確認。 これ以上の戦闘行動は無意味です。

Es
ラーベ

蜂と同じく、あれも魔獣の類か? 通常の熊よりはるかに獰猛に見える。

Raabe
シエル

魔獣がなぜここにいるのでしょう……。

Ciel
ラーベ

それがこの一帯が機関の管理区域になっている理由だな。 微量だがこの区域には魔素が存在している。

Raabe
ラーベ

その影響が、さっきの蜂や熊に出ているんだろう。

Raabe
シエル

なるほど……。

Ciel
ラーベ

それにしても魔獣の蜂の巣から採取したはちみつ、か。 面白い。どんな影響を受けたのか興味があるな。

Raabe
シエル

ここの魔素濃度では完全な魔獣化はしないはずです。 先程の熊や蜂も、魔獣化しつつある動物ということでしょう。

Ciel
ラーベ

そうだな。もし完全に魔獣化してたのであれば そこの密猟者は今頃、あの熊の胃の中だ。

Raabe
密猟者

……お前たちのおかげで助かったよ。礼を言わせてくれ。

Poacher
Es

お礼は必要ありません。 私はやるべきことをやっただけですから。

Es
密猟者

ああ、そうだろうな。

Poacher
密猟者

だが……命の恩人ってことに変わりはねぇ。 これからは密漁なんかやめて、まっとうに生きるよ。

Poacher
Es

いい判断です。 ですが、その前に機関への事情説明を――

Es
密猟者

わかってる、わかってるよ。 ちゃんと話す、これまでの罪も全部な。

Poacher
Es

…………。

Es
ラーベ

どうした? 胸を押さえているようだが……。 まさか、戦闘で負傷したのか?

Raabe
Es

いえ、外傷ではありません。 ですが――

Es
シエル

……?

Ciel
Es

密猟者の悲鳴を耳にした時、 助けなければと思って、体が動いてしまいました。

Es
Es

命令もなく、私は何を――

Es
ラーベ

まあ、何はともあれ、無事はちみつも手に入ったことだ。 姫鶴家に戻るとするか。

Raabe
ひなた

は〜い、お待たせしました。 スペシャルプリンができましたよ〜。

Hinata
ひなた

まずはエスちゃんの分からね。

Hinata
Es

ありがとうございま――……? こ、これはどういうことでしょうか?

Es
シエル

プリンから……湯気?

Ciel

1: アツアツのプリンってこと?
2: これ、茶碗蒸しだ!

1:
2:

Es

いえ、これは……茶碗蒸しです。

Es
Es

……説明を求めます。 これは何かの冗談なのでしょうか?

Es
ひなた

あれれ? ごめんなさい。 晩ご飯の分と間違えちゃったみたい。

Hinata
ひなた

ちょっと待ってて、すぐに取ってくるから!

Hinata
ラーベ

茶碗蒸しとプリンを間違えるとはな。 確かに似ているような気がしなくもないが。

Raabe
Es

いえ、まったくの別物ですよ。 茶碗蒸しなど、プリンへの冒涜です。

Es
シエル

冒涜ですか……。

Ciel
ひなた

おまたせ〜。 こっちが本当のスペシャルプリンだよ。

Hinata
Es

これがスペシャルプリン……。 はちみつソースがプリンを輝かせています。

Es
シエル

食べるのがもったいないくらい美しいですね。 まるで芸術作品を眺めているような気分になります。

Ciel
ラーベ

とりあえず食べてみろ。 私は味の情報が知りたいんだ。

Raabe
Es

それでは……はむっ。

Es
Es

…………。

Es
シエル

……Esさん?

Ciel
Es

ははふへふはふはでふ。

Es
ラーベ

何を言っているんだ?

Raabe
シエル

甘くてフワフワです、ではないかと……。

Ciel
Es

素晴らしいプリンです。 これほどまでに美味しいものは食べたことがありません。

Es
Es

ひなた、おかわりをください。

Es
ひなた

もう食べちゃったの!?

Hinata
ラーベ

そのスペシャルプリン、よほど気に入ったようだな。 幸せそうな顔をしているぞ、Es。

Raabe
Es

……これが幸せ。

Es
Es

なるほど。 幸せというのはいいものですね。

Es