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Character Stories (Unused Content) |
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第1節 最近のお気に入り/
Summary | |
---|---|
(とくになし) | (None) |
ナオト
<size=150%>だぁぁぁ!! なんで勝てねぇんだよ!!</size> |
Naoto |
シエル
また勝ちましたね。 さすがです、レイさん。 |
Ciel |
ナオト
俺の方がやり込んでるはずなんだけどなぁ。 |
Naoto |
ラケル
馬鹿な下僕ね。私の指示を聞いていれば、 こんな情けない負け方はしないはずだわ。 |
Raquel |
ナオト
なーにが『指示』だ! 『そこ!』とか『やれ!』とか言ってただけじゃねぇか! |
Naoto |
ラケル
弱い犬ほどよく吠えると言うわね。 ほら、負け犬は主人にお茶でも淹れたらどうかしら。 |
Raquel |
ナオト
わかったよ、まったく……。 紅茶を飲みたいならそう言えばいいだろ。 |
Naoto |
ナオト
レイとシエルも飲むよな? 久しぶりの帰宅ついでに、ちょっといいやつ淹れてやるよ。 |
Naoto |
ナオト
こっちの |
Naoto |
ナオト
まあ、これがお礼になるかわかんねぇし、 厳密には俺の家じゃねぇけど……。 |
Naoto |
シエル
ありがとうございます。いただきます。 |
Ciel |
ナオト
そうか……。 んじゃ、ちょっと待っててくれよ。 |
Naoto |
ラケル
……! |
Raquel |
ナオト
ん? ラケル、どうした―― |
Naoto |
冥
黒鉄! あのCDは聞いたか! |
Mei |
ナオト
うおっ!? なんだよ急に……。 |
Naoto |
冥
なんだではない! 前にCDを貸しただろう! いい加減、感想を聞かせろ! |
Mei |
ナオト
CD……? 俺、CDとか借りてたっけ? |
Naoto |
冥
なに……? 黒鉄、まさか聞いてないなんて言わないだろうな? |
Mei |
ナオト
いや、そういうわけじゃねぇけど。 えっと、どれだったっけな……。 |
Naoto |
冥
これだろう!? 黒鉄、本当に聞いたんだろうな……? |
Mei |
ナオト
あー、これか。 そういえば、俺も友達から借りて聞いたんだよな。 |
Naoto |
冥
おい、何をごちゃごちゃ言っている。 |
Mei |
ナオト
いやほら、見た目はめちゃくちゃ奇抜だけど、 歌は結構落ち着いた感じだっただろ? |
Naoto |
ナオト
なんか俺、あれの良さがわかんなかったんだよな。 |
Naoto |
冥
……なに? |
Mei |
ナオト
いや、普通にいい曲だったとは思うぞ? でも、ハマるかって言われたら、そうでもないなって。 |
Naoto |
冥
黒鉄、お前の音楽に対する理解の浅さ、呆れたぞ……! いいか、あのバンドはだなぁ! |
Mei |
冥
――というわけだ! どうだ、ハマりそうだろう! |
Mei |
シエル
えっと…… ナオトさん、どうですか? |
Ciel |
ナオト
そこで俺に振るなよ……。 |
Naoto |
冥
あの華麗かつ荘厳かつ情熱的で叙情的、 練りこまれた設定と奥深い世界観がわからないのか!? |
Mei |
ナオト
いや、うーん……? |
Naoto |
1: ハマらないと思う…… |
1: |
ナオト
そうだよな。 俺にはちょっと難しいって言うか……。 |
Naoto |
ナオト
マジかよ……!? |
Naoto |
ナオト
つーか、話聞いてたら ますますわかんなくなってきた……。 |
Naoto |
冥
ええい、らちが明かん! お前ら表に出ろ! 音楽を理解しないその根性、叩き直してやる! |
Mei |
ラーベ
やれやれ……。 音楽のファンほど怒らせて怖いものはないのにな。 |
Raabe |
第2節 突然の邂逅/
Summary | |
---|---|
(とくになし) | (None) |
ナオト
ったく、そんなに怒ることねぇだろ。 |
Naoto |
冥
はぁ、はぁ……私としたことが、少し取り乱したな……。 |
Mei |
冥
……黒鉄! また別のCDを貸すから、 しっかり聞いておけよ! 今度こそ理解させてやる! |
Mei |
ナオト
へいへい、わかったよ。 |
Naoto |
冥
それじゃあ、私は帰る。 |
Mei |
ひなた
ナオトちゃん、ご飯作りに来たよー……って、あれ? 冥ちゃん? どうしたの? |
Hinata |
ナオト
やべっ、ひなたが来ちまった……! |
Naoto |
冥
いや、少し黒鉄に用事があっただけだ。 今から帰るところだから気にするな。 |
Mei |
ひなた
そうなの? ……あっそうだ! 冥ちゃんも一緒に夕飯食べない? |
Hinata |
ひなた
今日はお鍋だから、大勢で食べた方が美味しいと思うんだ。 みんなも一緒にどうかな? |
Hinata |
1: ' |
1: |
ナオト
ちょっと待てよ。 今日は遠慮しておこうぜ? |
Naoto |
ひなた
どうして? ナオトちゃん、これから出かけるの? |
Hinata |
ナオト
そういうわけじゃねぇけど……。 |
Naoto |
ひなた
だったら、一緒に食べてもいいよね! |
Hinata |
ナオト
そう、だな……。 |
Naoto |
冥
いいのか? 邪魔になるようなら、今日は帰るぞ? |
Mei |
ナオト
……邪魔とかそういうのじゃねぇって。 まあ、ひなたが良いって言ってるんだし問題ねぇだろ。 |
Naoto |
冥
そうか。それなら、私もご相伴にあずかるとしよう。 |
Mei |
ひなた
ねえねえ、2人でなにを話してるの? |
Hinata |
冥
いや、なんでもない。 それより姫鶴、夕飯の準備を手伝うぞ。 |
Mei |
ひなた
ありがとう! じゃあ、ナオトちゃんは買い出しをお願いね! ……はいこれ、ここに書いてるものを買って来てくれる? |
Hinata |
ナオト
おう、わかった。 |
Naoto |
ひなた
それじゃあ、よろしくね! |
Hinata |
ナオト
んじゃ、俺とレイたちは買い出しに行くか。 |
Naoto |
ラケル
……ナオト、ひなたたちは? |
Raquel |
ナオト
キッチンに行ったぞ。 てか、やっぱり隠れてたのか。 |
Naoto |
ラケル
隠れたわけじゃないわ。 たまたま隣の部屋に行きたくなっただけよ。 |
Raquel |
ナオト
へいへい、そうですか。 ラケル、晩飯の買い出しに行くぞ。 |
Naoto |
ラケル
どうして私が下僕の手伝いなどしなければならないのかしら? |
Raquel |
ナオト
どうしてって、言われてもなぁ。 まあ、日差しも強いし仕方がねぇか。 |
Naoto |
ナオト
レイ、俺たちだけで行ってこようぜ。 ……ラケル、留守番を頼むな。 |
Naoto |
シエル
肉が特売になっていますね。 売り切れる前に確保しておきましょう。 |
Ciel |
ナオト
……ん? お、お前ら、なんでここにいるんだよ! |
Naoto |
レリウス
黒鉄ナオトか。 私達だって買い物ぐらいはする――……ほう? |
Relius |
ナオト
な、なんだよ。 ジロジロ人のカゴを見るんじゃねぇ。 |
Naoto |
レリウス
その材料を見ると、諸君らも今夜は鍋のようだな。 |
Relius |
ヴァルケンハイン
なんだと……? おい小僧、貴様達もその特売肉を狙っていたのか? |
Valkenhayn |
レリウス
そうだとすれば、譲るわけにはいかんな。 我々も今日は鍋の予定なのだ……すべていただく。 |
Relius |
ナオト
はぁ!? なんで買い占めようとしてんだよ! 独占していいようなもんじゃねぇだろ!! |
Naoto |
ヴァルケンハイン
知ったことか! 肉ナシ鍋なんぞで腹は満たされん! |
Valkenhayn |
ヴァルケンハイン
邪魔立てするようなら、貴様を叩き潰すまでよ! |
Valkenhayn |
ナオト
お、おい、ちょっと待てって―― |
Naoto |
ヴァルケンハイン
問答無用ッ!! |
Valkenhayn |
ラーベ
話を聞かない奴だな……。 |
Raabe |
シエル
ヴァルケンハインさんたちが戦闘態勢に入りました。 こちらも迎撃の準備を行いましょう。 |
Ciel |
ナオト
くっそ……なんでこうなるんだよ!? |
Naoto |
第3節 肉の探究者/
Summary | |
---|---|
(とくになし) | (None) |
ヴァルケンハイン
チッ……! |
Valkenhayn |
ナオト
よし! これに懲りたら肉の独占なんて―― ……って、あれ!? 肉がねぇ!? |
Naoto |
シエル
お肉が、全部売り切れに……? 私達が持っていたのも、いつの間にかなくなってます。 |
Ciel |
ラーベ
さっき、ご婦人たちが持って行ったぞ。 |
Raabe |
ナオト
じゃあ早く言えよ! どうすんだよ、肉買えないじゃねぇか! |
Naoto |
レリウス
……ふむ、あれを使うときが来たか。 検証材料も揃っているし、いい機会だな。 |
Relius |
ヴァルケンハイン
レリウス……? |
Valkenhayn |
レリウス
これは提案なのだが、 諸君らにとっておきの肉を譲ってやってもいい。 |
Relius |
ヴァルケンハイン
なんだと? 貴様、まさか肉を確保していたのか!? |
Valkenhayn |
ラーベ
何か企んでるんじゃないだろうな? お前が無条件で肉を譲るようなやつとは思えないんだが。 |
Raabe |
レリウス
以前、とあるルートで手に入った極上肉だ。 量が多すぎてな、私だけでは処理できなかった。 |
Relius |
レリウス
ヴァルケンハインに譲ってもよかったんだが、 今の今までその存在を忘れていてな。 |
Relius |
ナオト
……タダでくれるんだろうな? あとからバカみてぇな金額とか請求してくんなよ? |
Naoto |
レリウス
安心しろ。そんなつもりは毛頭ない。 |
Relius |
ナオト
ちょ、おい!? ……ったく、ついていきゃいいんだろ! |
Naoto |
レリウス
ここだ。ここに冷凍保存している。 |
Relius |
ナオト
どこに行くのかと思ったら、御剣機関の倉庫かよ。 なんだってこんなとこに肉なんか―― |
Naoto |
蟲
キチ、キチチチ……。 |
Insect |
シエル
ナオトさん、危険です! |
Ciel |
ナオト
うおぁ!? こ、こいつは……蟲!? |
Naoto |
レリウス
ふむ、やはりこの肉に引き寄せられたか。 いやしかし……何度見ても面白い現象だ。 |
Relius |
ナオト
おい! レリウスてめぇ……! これどういうことなんだよ! |
Naoto |
レリウス
ふっ、これでは肉を手に入れることができないな。 まずはこの蟲どもを排除しなくては。 |
Relius |
ナオト
はぁ!? 肉をもらいにきただけなのに、 なんで蟲と戦うことになってんだよ!? |
Naoto |
ラーベ
レイ、ナオト。 相手は待ってくれないみたいだぞ。 |
Raabe |
ナオト
ああもう、わかったよ! 相手すりゃいいんだろ、蟲野郎!! |
Naoto |
第4節 砕かれし平穏/
Summary | |
---|---|
(とくになし) | (None) |
シエル
敵性反応の消滅を確認。 もう蟲はいないようですね。 |
Ciel |
ナオト
くそっ、食前の運動にしてもハードすぎんだろ……。 |
Naoto |
ナオト
そうだ、例の肉ってやつは大丈夫なのか!? |
Naoto |
レリウス
ああ、それなら問題ない。 ……これがその肉だ、受け取れ。 |
Relius |
ナオト
これが……とっておきの肉? |
Naoto |
シエル
見たところ、普通の肉とたいして変わりませんね。 これのどこが特別なのでしょうか? |
Ciel |
レリウス
食べてみればわかる。 まあ、楽しみにしておくことだ。 |
Relius |
レリウス
それでは、我々はここで失礼させてもらおう。 外せない用事があるのでな。 |
Relius |
ひなた
ふんふ〜ん♪ もうちょっとでできるから待ってね〜。 |
Hinata |
シエル
ひなたさん、すごく手際がいいですね……。 |
Ciel |
ナオト
まあ、ひなたは自分ちの家事も ほとんどひとりでやってるぐらいだしな。 |
Naoto |
ナオト
はいはい、今行きますよー。 誰だよ、こんな時間に来るのは……。 |
Naoto |
ナオト
げっ……。 |
Naoto |
キイロ
ナオトくん、会いたかったわ〜! 私を鍋に誘ってくれるなんて、嬉しい♪ |
Kiiro |
ナオト
いや、誘った覚えねぇんだけど……。 |
Naoto |
サヤ
気安く兄様の体に触れるな、この女狐……! |
Saya |
ナオト
サヤ!? お前まで来たのかよ……。 てか、なんでお前ら鍋するって知ってんだ!? |
Naoto |
キイロ
そりゃあ、愛するナオトくんのことだもの。 なーんでも知ってるわよ〜♪ |
Kiiro |
レリウス
ほう、着々と準備が進んでいるようだな。 |
Relius |
ナオト
お、お前らまで……!? |
Naoto |
ヴァルケンハイン
言っただろう、我々も鍋をするつもりだと。 だから貴様の家でご相伴にあずかろうと言うわけだ。 |
Valkenhayn |
ナオト
いや、まったく意味わかんねぇ……。 |
Naoto |
ひなた
お鍋の準備ができたよ〜! |
Hinata |
1: 賑やかでいいかも! |
1: |
ナオト
いやいや、騒がしいの間違いだろ。 |
Naoto |
ナオト
まあ、いざとなったら…… 買い出しに行けばいいだろ。 |
Naoto |
ヴァルケンハイン
美味い……美味いぞ! 今までに食べた肉のなかで1番美味い! |
Valkenhayn |
ひなた
うんうん、ホントに美味しい! お肉もいっぱいあるから、たくさん食べてください! |
Hinata |
キイロ
ナオトくん、はい、あーん♪ |
Kiiro |
ナオト
いや、自分で食えるって……。 |
Naoto |
サヤ
兄様、女狐の期待に応える必要はありません。 一般的な兄妹のように私が食べさせます。 |
Saya |
ナオト
そんな兄妹いねぇよ!? |
Naoto |
ラケル
ナオト、次は豆腐を取りなさい。 豆腐は小さめ、つゆは少なめにすること。 |
Raquel |
ナオト
自分で取れよ……。 |
Naoto |
ラケル
なによ。主人のお世話を放棄して、 自分だけ楽しもうって言うのかしら? |
Raquel |
ナオト
いやだから……はぁ。 |
Naoto |
冥
黒鉄、なんだその顔は。 世の男から見れば、こんなに嬉しいシチュエーションはないぞ。 |
Mei |
ナオト
嘘だろ……? こんなのが続いたら、頭おかしくなるって。 |
Naoto |
冥
……今、世の多くの男を敵に回したからな。 |
Mei |
レリウス
……。 |
Relius |
ヴァルケンハイン
レリウス、お前は食わないのか? 全部俺が食うぞ? |
Valkenhayn |
レリウス
私は遠慮しておこう。 ……今は観察中だからな。 |
Relius |
ナオト
……そういや、これって何の肉なんだ? すごく美味いけど、食べたことない味なんだよな。 |
Naoto |
レリウス
ほう、これが美味しいのか? |
Relius |
レリウス
なるほど、実に興味深い……。 食後にどんな反応が出るか楽しみだ。 |
Relius |
ナオト
お、おい? 明らかにヤバそうじゃねえか! 何の肉か教えてくれよ! |
Naoto |
ラーベ
見たところ、豚、鶏、牛の3つではなさそうだな。 |
Raabe |
シエル
猪肉というものを聞いたことがあります。 それではないでしょうか? |
Ciel |
レリウス
ふ……どうだろうな。 なんにせよ、よく味わうといい。 |
Relius |
ナオト
いや、ちょっと待て! 何の肉なのか、ちゃんと教えてくれよぉぉぉ! |
Naoto |