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Story:BBDW Character Story Kazuma

From BlazBlue Wiki
Revision as of 04:28, 1 January 2022 by Chao (talk | contribs) (initial page, formatted with transcript)
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第1節 学生の本分/

Summary
(とくになし) (None)
カズマ

うう……。

Kazuma
カズマ

もう試験は明日に迫ってるっていうのに これじゃあ赤点待ったなしですよ……。

Kazuma
シエル

大丈夫です、まだ明日の試験予定時刻まで 20時間近くあるじゃありませんか。

Ciel
シエル

必死で勉強すればなんとかなるはずです。

Ciel
カズマ

そ、それは眠るなということですか……?

Kazuma
シエル

大事な試験なのであれば、 そのくらいの覚悟は必要かと。

Ciel
カズマ

そう……ですね。ハハ……。

Kazuma
シエル

とはいえ、根を詰めすぎるのも考えものです。 一度休憩を挟んではいかがでしょうか?

Ciel

1: 体を動かしたらいいんじゃない?
2: なにか甘いものを食べよう

1:
2:

カズマ

たしかに、息抜きにはいいかもしれません。

Kazuma
カズマ

なるほど、甘いものですか……。

Kazuma
カズマ

たしかナインさんも同じようなことを していましたね。

Kazuma
カズマ

でも、今は少しでも試験勉強をしておかないと……。

Kazuma
シエル

それほどまでに重要な試験なんですか?

Ciel
カズマ

人生を左右するようなものじゃありませんよ。

Kazuma
カズマ

でも、この試験でいい成績を残さないと 補修になってしまうんです。

Kazuma
カズマ

補修が入ってしまうと、休日が潰れます。 そうなったら、記憶探しもできませんしね。

Kazuma
シエル

そういえば、記憶がないんでしたね……。 すみません……。

Ciel
カズマ

いえいえ。記憶探しは個人的な話ですしね。

Kazuma
カズマ

それに、謝るのはこちらの方ですよ。 わざわざ僕の勉強に付き合ってもらって……。

Kazuma
シエル

構いません。 ちょうど時間もありましたし。

Ciel
カズマ

……ありがとうございます。 それでは、よろしくお願いします。

Kazuma
カズマ

ええと、それじゃあ次は実技の練習ですね。 ここだとまずいですし、場所を変えましょうか。

Kazuma
シエル

イシャナの魔法学校では 実践的な試験もするのですね。

Ciel
カズマ

いくら座学が完璧でも それを使いこなせないと意味がありませんから。

Kazuma
シエル

なるほど……。 それなら、私達と実戦訓練を行いましょう。

Ciel
シエル

体を動かすので、いい息抜きになるはずです。

Ciel
カズマ

実戦だなんて……いいんですか? ただでさえ、お手伝いしていただいているのに……。

Kazuma
シエル

問題ありません。

Ciel
カズマ

……ありがとうございます。 それでは、よろしくお願いします。

Kazuma

第2節 ゆでたまご争奪作戦/

Summary
(とくになし) (None)
シエル

……戦闘終了、戦闘態勢を解除。 カズマさん、お疲れさまでした。

Ciel
シエル

実戦訓練はいかがでしたか?

Ciel
カズマ

いやあ、まだ詰めが甘いと言うか。 これでは落第してしまいますねぇ……。

Kazuma

1: 諦めたらダメ
2: 練習すれば大丈夫

1:
2:

カズマ

はは……そうですね、諦めたらダメですよね。

Kazuma
カズマ

もっと練習が必要ですね……。 試験までに間に合うかどうか……。

Kazuma
シエル

次は何をしましょうか?

Ciel
シエル

カズマさんがよろしければ、 もう一戦、お相手しますよ。

Ciel
カズマ

……ありがとうございます。

Kazuma
カズマ

でも、ひとまず昼食にしませんか? お腹もほどよく減ってきましたし。

Kazuma
シエル

かなり混雑していますね。 ここのカフェは人気なんですか?

Ciel
カズマ

ええ。ちょうどお昼時ですし、 この時間帯はいつもこんな感じですよ。

Kazuma
カフェ店員

お待たせしました〜。 特製紅茶ランチセットが3つになります〜。

Cafe Staff
カズマ

ああ、待っていました。 もうお腹がぺこぺこですよ。

Kazuma
シエル

……あの、カズマさん? その手に持っているものはいったい――

Ciel
カズマ

これですか? ゆで卵ですよ。

Kazuma
シエル

あ、いえ。 それはわかるのですが、なぜ紅茶にゆで卵が……。

Ciel
カズマ

ああ、これが僕の楽しみなんですよ。 紅茶と一緒に食べると最高なんです。

Kazuma
シエル

楽しみ、ですか……。

Ciel
カズマ

見た目、味、手軽さ、どれをとっても申し分ない……。 こんな完成された食べ物、他にはありませんよ?

Kazuma
カズマ

これが僕にとって真のメインメニューなんです。 シエルさんもいかがですか?

Kazuma
シエル

いえ、私はホットサンドがあるので。

Ciel
カズマ

それは残念です……。 おっと、筆記試験の勉強をしなければ。

Kazuma
シエル

座学の進捗はどのような感じなんですか? 先程は苦戦しているようでしたけど……。

Ciel
カズマ

正直、不安はあります。

Kazuma
カズマ

ですが実技の方がより自信がないので 筆記試験で点数を稼ぐしかありませんね。

Kazuma
シエル

なるほど……。

Ciel
カズマ

ゴーレム……! なんでこんな街中で!?

Kazuma
ゴーレム

グオォォ……。

Golem
カズマ

あっ、ちょっと! 何をするんですか!

Kazuma
シエル

カズマさんのゆで卵を奪って……逃げた?

Ciel
シエル

いったいどんな目的で……。

Ciel
カズマ

くっ……。 僕の楽しみを取らないでください!

Kazuma
シエル

カズマさん!? レイさん、追いかけましょう!

Ciel
シエル

やっと追いつきました……。 カズマさん、大丈夫ですか!?

Ciel
カズマ

ええ、なんとか。

Kazuma
ゴーレム

グオォォオオッ!

Golem
シエル

このゴーレム、暴走状態にあるようですね。 カズマさん、心当たりは?

Ciel
カズマ

錬金術の授業で習う簡単なゴーレムです。

Kazuma
カズマ

おそらく、腕が未熟な学生が生み出して 制御に失敗した、というところでしょう。

Kazuma
カズマ

それにしても、ゆで卵を狙うなんて……。 許せませんよ、絶対に。

Kazuma
シエル

ゆで卵はともかく、ゴーレムを 放置するわけにはいきませんね。

Ciel
シエル

止めましょう、レイさん!

Ciel

第3節 上達への近道/

Summary
(とくになし) (None)
ゴーレム

<size=130%>グアアアッ!!</size>

Golem
シエル

カズマさん! お怪我はありませんか!?

Ciel
カズマ

はい、大丈夫です。

Kazuma
カズマ

ゆで卵も……無事、取り返せましたし、 今度こそいただきましょうかね。

Kazuma
カズマ

ふぅ……運動の後のゆで卵は また格別の美味しさですね。

Kazuma
シエル

……それはよかったです。

Ciel
シエル

それにしても、さっきの戦いのカズマさん、 訓練とはまるで動きが違いました。

Ciel
カズマ

そ、そうなんですか?

Kazuma
カズマ

レイさんたちが支援してくれたから、 そう見えただけだと思いますけど……。

Kazuma
シエル

そうでしょうか? あるいは、無意識に力をセーブしているとか。

Ciel
カズマ

そんな力が僕にあればいいんですけどねぇ……。

Kazuma
カズマ

さっきはゆで卵のために必死だっただけで、 力をセーブなんてしてないですよ?

Kazuma
トリニティ

これは……。

Trinity
シエル

トリニティさん、なぜここに?

Ciel
トリニティ

近隣住民の方から、 ゴーレムが暴走していると通報があったんですぅ。

Trinity
トリニティ

それで、ナインの代わりにやってきたんですが……。 私は必要なかったみたいですねぇ。

Trinity
カズマ

すみません、もしかしてご迷惑でしたか?

Kazuma
トリニティ

いえいえ〜、そんなことはありませんよぉ? みなさんにお怪我がなくてよかったですぅ。

Trinity
トリニティ

でも、今度からは ちゃんと連絡をしてくださいねぇ〜?

Trinity
カズマ

すみません、ゆで卵を取り返すのに夢中でしたから……。

Kazuma
トリニティ

うふふ、カズマさんはゆで卵が大好きみたいですからね〜。

Trinity
トリニティ

ああ、そうです。 ゴーレムを倒してくれたお礼をしないといけませんねぇ……。

Trinity
カズマ

そんな、お礼だなんて……。 お心遣いだけで結構ですよ。

Kazuma
トリニティ

そんなことおっしゃらずに〜。 う〜ん、何がいいでしょうか……。

Trinity
シエル

それなら、トリニティさんに 勉強を教えてもらったらどうでしょう?

Ciel
トリニティ

そういえば、もうすぐ試験でしたねぇ。 カズマさんは試験に不安があるんですか〜?

Trinity
カズマ

そうですね、むしろ不安しかないっていうか……。

Kazuma
カズマ

いやでも、トリニティさんだって同じ試験を受けますし お時間をいただくわけにはいきませんよ。

Kazuma
トリニティ

まあ。そんな寂しいことおっしゃらないでください〜。

Trinity
トリニティ

クラスメートなんですから、遠慮なさらずに〜。 お勉強を教えるのも、いい復習になるんですよ〜?

Trinity
シエル

私達では魔法を教えることはできませんからね……。 トリニティさんにお任せしましょう。

Ciel
トリニティ

はい〜、喜んで協力しますぅ。

Trinity
トリニティ

でも、時間が限られていることですし 座学ではなく、実践を通してお勉強していきましょう〜。

Trinity
カズマ

あらら……これは断れる雰囲気ではありませんね。

Kazuma
カズマ

仕方がありません。 胸をお借りします、トリニティ=グラスフィールさん。

Kazuma
トリニティ

お気になさらずとも 私でよければ、いつでもお貸しします〜。

Trinity
トリニティ

……それでは、場所を移動して お勉強を始めましょう〜。

Trinity
カズマ

どうぞ、お手柔らかにお願いします……。

Kazuma

第4節 大失態/

Summary
(とくになし) (None)
トリニティ

……はい、試験勉強は これぐらいで大丈夫だと思いますぅ。

Trinity
カズマ

はぁ、はぁ……。 ありがとうございました……。

Kazuma
トリニティ

あらぁ、少し厳しくしすぎたようですねぇ。 カズマさんのためにと、つい頑張ってしまいました〜。

Trinity
カズマ

あはは……ありがとうございます……。 おかげで、試験も大丈夫そうです……。

Kazuma
トリニティ

お役に立ててなによりです〜。 ……でも、お顔の色が悪いですけど大丈夫ですか〜?

Trinity
カズマ

ええ、なんとか……。 いやぁ、体力をつけないとダメですね。

Kazuma

1: 同じく……
2: まだいけるよ

1:
2:

カズマ

はは……レイさんもですか。 まったく、これではダメですね……。

Kazuma
カズマ

凄いじゃないですか……。 僕なんかついていくのに必死でしたよ……。

Kazuma
トリニティ

でも、これなら十分いい成績を残せるはずですぅ。

Trinity
カズマ

そ、そうでしょうか?

Kazuma
トリニティ

はい、もちろんですぅ。 カズマさん、ご自分に自信を持ってくださいね〜?

Trinity
シエル

トリニティさんのお墨付きなら 明日の試験は大丈夫そうですね。

Ciel
カズマ

ええ。僕も皆さんの厚意を無駄にしないよう 頑張らなくてはいけませんね。

Kazuma
トリニティ

うふふ、その意気ですよ〜。 カズマさん、お互いにがんばりましょうねぇ。

Trinity
カズマ

はい。今日はありがとうございました。

Kazuma
トリニティ

こちらこそ、よい復習の機会でした〜。

Trinity
トリニティ

……それでは、私はゴーレムの件を報告するので 一足早く帰らせていただきますね〜。

Trinity
カズマ

さて、僕たちも解散しましょうか。

Kazuma
シエル

徹夜での勉強はしなくても大丈夫そうですか?

Ciel
カズマ

そうですね……もう大丈夫だと思います。

Kazuma
カズマ

というか、今日は頑張りすぎました。 少しでも寝ておかないと試験どころじゃないかも……。

Kazuma
シエル

それもそうですね。

Ciel
シエル

それでは、また明日。 試験会場でお会いしましょう。

Ciel
カズマ

はい、また明日。

Kazuma
トリニティ

ええと、カズマさんは……。 まだいらっしゃらないんですかぁ?

Trinity
シエル

はい……。

Ciel
トリニティ

困りましたねぇ。 もうすぐ試験の時間なんですが……。

Trinity
シエル

試験会場を間違っている、とかでしょうか?

Ciel
トリニティ

私もそう思って探してみたんですぅ。 でも、どこにもいなくて……。

Trinity
シエル

そろそろ、試験の時間ですね……。

Ciel
シエル

トリニティさん、私達がここで待っていますので 試験へ行ってきてください。

Ciel
トリニティ

……わかりました。 すみませんが、よろしくお願いしますぅ。

Trinity
シエル

試験、終わってしまいましたね……。

Ciel
トリニティ

シエルさん、カズマさんとお会いできましたかぁ?

Trinity
シエル

トリニティさん、試験お疲れさまです。 カズマさんはまだ……。

Ciel
トリニティ

そうですかぁ……。 いったい、どうしたんでしょうか……。

Trinity
カズマ

あのぉ……。 もう、試験は終わってしまいましたよね?

Kazuma
シエル

カズマさん! 今までどこに行っていたんですか?

Ciel
カズマ

す、すみません……! 起きたらこの時間で、急いで来てみたんですが……。

Kazuma
カズマ

皆さんには試験勉強に協力してもらったのに こんな結果になって申し訳ないです……。

Kazuma
トリニティ

……よかったですぅ。

Trinity
カズマ

はい……?

Kazuma
トリニティ

心配したんですよ〜? 私も、シエルさんも、レイさんも……。

Trinity
カズマ

あ、ああ……なるほど。 すみません、本当に……。

Kazuma
トリニティ

たしかに、試験は残念でしたけど カズマさんが無事だとわかってよかったですぅ。

Trinity
カズマ

でも、補修は決まってしまったわけですし……。

Kazuma
トリニティ

大丈夫ですぅ、補修なら私もお付き合いしますから〜。

Trinity
カズマ

いえいえ……そこまでご迷惑をおかけするわけには……。 お気持ちだけでもありがたいです。

Kazuma
トリニティ

迷惑だなんてとんでもないですぅ。 もともと私は補修の監督官をする予定だったんですよ〜。

Trinity
カズマ

トリニティさんが、補修の監督官……!?

Kazuma
シエル

トリニティさんもまだ学生ですよね? それなのに、そんな大変なことを?

Ciel
トリニティ

教師の方々の手が足りていないそうなので、 臨時で私が担当することになったんですぅ。

Trinity
トリニティ

ですので、みっちりお勉強しましょうねぇ〜?

Trinity
カズマ

あはは……お手柔らかにお願いします……。

Kazuma