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余の名は、ホムラ。そなた、名はなんと申す？ 余は……ひとりではとても無力だ。そんな余に、そなたはなにを求める？ |
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これが観測か。すごい力だ |
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少しは頼もしくなっただろうか |
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これぞそなたが見据えた、天ノ矛坂焔である。いざ、参ろうぞ |
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余が物心ついたときには、父も母も亡くなっていた。側には頼れる臣下がいたが……それ以外に心許せる者もいなかった。だから……多くの者と語り合えるここでの時間は、とても不思議で、夢の中の出来事のように思えるのだ。 |
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余は名をホムラという。あまりその名で呼ぶものは多くない。だが……亡き母がくれた名前なのだそうだ。大切な名だ……親しき者には呼んでもらいたい。そなたも、そうしてほしい。 |
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余の嫌いなもの？ ええと……だ……誰にも言わないでほしい。……なすびが、好きではない。 |
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| Hobby |
趣味？ 趣味……すまない、考えたこともなかった。……勉学、だろうか。勉学は好きだ。書物を読んだり、臣下の進言を聞いたり……そういうのは、趣味とは言わないのか？ |
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